@1つでも多く作品を作ること
出来るだけたくさんの課題を完成させて、1つでも多く作品を制作してください。途中までやりかけてやめてしまうと、自分の出来ること、まだ足りないことを発見するチャンスを逃します。講評のチャンスも逃します。「制作→講評」このサイクルを1つでも多く積み上げていくことです。
ですから、失敗した、もう無理だとか、思うように描けなかったから、やめようと思ってもとにかくやりきりましょう。そうすると、納得いかないながらも、1つ終えた達成感を味わえるとともに、自信もつきます。さらに、こんなのダメだと思い込んでいた作品の講評で、講師はその作品の良い部分と足りない部分を見つけて伝えます。成長していく過程で納得のいかないことも当然あります。しかし、自分の思い込みではなく、客観的なアドバイスを受け、良い部分と悪い部分を理解することが大切です。
また、今出来るだけ実技の基礎力をつけてください。なぜなら、大学に入ってしまうと基礎よりも実践的な内容が多く、そのまま社会に出ることになるからです。